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ベルリン在住者の9割以上がビジネスでの見本市の重要性を支持

 

青山 香織

アンサンブラウ イベント+マーケティング

 


再開した見本市について現在、様々な意見が聞こえるドイツで、ベルリンの見本市運営会社メッセ・ベルリンが行った調査が話題のひとつになっています。

 

2021年10月〜11月に、ベルリンおよびベルリン近郊の18歳以上の在住者1,000名を対象に実施したオンライン調査で、9割以上の91%が見本市がビジネスにおいて重要であると回答しています。

 

 

ベルリン以外の在住者を対象に同じ調査を実施しており、ベルリン以外のドイツ全体の18歳以上では、81%が見本市の重要性を支持しています。

ベルリンでの支持率より10ポイント下がりますが、これがドイツのどの地域の比重が高いのかについては明示されていません。

見本市が頻繁に開催される地域に比重が高い場合と、そうではない地域の比重が高い場合とでは結果に大きな違いがあると思います。

ベルリン以外で1,000名対象の調査では、ベルリンとの正確な比較データではありませんが、いずれの場合も、見本市を重視する比率が高い結果となっています。

 

ただしこのデータ、詳しく見てみると、重要度についての回答は6段階に別れています。

そのうち、中間より上の3つの段階、「非常に重要」、「重要」、「どちらかといえば重要」の合計が上記のベルリンの場合だと91%になるという結果です。

内訳は、

非常に重要:33%

重要:35%

どちらかといえば重要:23%

となります。

 

*実際のデータでは6段階を1から6の数字で表しているだけですが、イメージがはっきりするのではと思い上記の日本語の説明を加えました。

 

メッセ・ベルリンは自社のアピールのためにこの調査を実施しているので、インパクトの大きい数字を前面に出したいという意図から、これらの合計である91%をアピールしており、メッセ・ベルリンの説明は間違いではないと思います。

一方で、実際のデータを詳しく分析する市場調査の視点からこのデータを見ると、重要度の違いによる割合を把握しておくことが大切になると思います。

91%という数字からすると見劣りするかもしれませんが、それでも、幅広い職種の(中には見本市とは普段関係ない職種の方も含まれていると思います)ベルリン在住者の3人に1人は見本市を「非常に重要」と答えている事も、それ程に見本市が重要であることを実感させる数字だと思います。

 

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