プラスチックに代わるストローは?

 

 

こんにちは、アンサンブラウの青山です。

 

最近、スタバにマック、台湾のバブルティーとプラスチック製ストローの使用中止が話題になることが多いですね。

ドイツでも、最大手のスーパーマーケットRewe、それに大手ディスカウンターのLidlが、ストローを含めたプラスチック製品全般の販売取りやめを発表しました。

 

 

 

では、プラスチック製品にとって代わるのは何? というのが今湧き上がってきている話題で、ここに大きなマーケットチャンスを感じます。

現在のところ、良く挙げられている代替品には次の素材がありますが、どれも一長一短という感じ。

 

・竹など植物素材:ナチュラルなのは良いけど、洗うのが難しく、また、竹等の味が食べ物につくのが気になる。

 

・シリコン:扱いやすいが、そもそもエコという点からするとプラスチックとあまり変わらないのでは、という意見。

 

・ステンレス:丈夫で長持ちだが、味わいが大きく変わってしまう。

 

・ガラス:味に影響がないのは良いが、壊れやすい。

 

リンゴ果汁を絞った後のリンゴから作ったというこんなストローも。食べた後には食べられます、というのがウリです。

コーヒーにはちょっと・・・と思いますが、アイスティーなら良いかも。

(このべったりルージュの画像、ドイツらしくって微笑ましいです、、、)

 

 

個人的には、現在のところ一番現実的なのは、カフェ等の飲食店でのストローをガラス製にしていくことかな、と思っています。
ドイツでは元々、ピクニックにいくのにわざわざ陶器のカップを持って行ったり、保存食品はガラスのビンを使うことも多く、割れ物に扱いの慣れ、というのもありますし、飲食店なら一度に大量に効率的に洗浄するので、衛生面でも安心感があるのではと思うのです。
例えばこのニュースで紹介されているベルリンのカフェでは、以前からガラスのストローを使っているそうです。
*このニュースの動画はこちらのページでご覧いただけます。
ガラスストローのレストランは1分経過後ぐらいから約30秒登場します。
フランクフルトでも先月、プラスチックストローを含めゴミを出さないゼロ・ウェイスト・カフェのスタートアップに、クラウドファンディングで約250万円の資金調達が話題になりました。
プラスチック製品や廃棄物をはじめとしたエコ配慮の動きはドイツではEU全体を牽引するぐらい活発ですが、ところ変わってアジア、特にシンガポールでは、こうしたエコ指向はまだ少数派で、買い物に行くと、そんなに買わなくてもびっくりするほどのレジ袋に分けて入れられたり、人口は少ないもののドイツががんばって減らした分シンガポールで増やしているんじゃないかと思うぐらい違いを感じます。

 

そんなシンガポールでもプラスチック製レジ袋を廃止してマイバッグを持ってきてくださいね、というお店を発見!!

 

 

 

ドイツ食材の専門店でした。納得・笑

ちなみにこのお店、建国記念日以外はほぼ無休が一般的なシンガポールでも、ドイツ式に毎週日曜日が定休日です。