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日帰りフランス旅行

残暑お見舞い申し上げます。アンサンブラウ・フランス班のユゴです。今回はドイツから気軽に行けるフランスの街、ストラスブールをご紹介します。フランクフルトから車で約2時間半、中央駅から直通のICE(=Inter City Express・高速鉄道)だと1時間48分でストラスブールの駅に到着です。 

 

 ストラスブールの見所はカテドラル(cathédrale)と呼ばれる大聖堂と、プティットフランス(Petite France)と呼ばれる旧市街の木組みの家が並ぶ地域です。大聖堂は威風堂々とした赤茶色の外観が特徴で、石のレースとも称されるほど緻密な細工で多数の彫像が外壁に並びます。内部には世界最大の天文時計があり、毎日12時半になると仕掛けが作動してからくり人形が動きます。この天文時計は2019年1月まで修復工事中で足場が組まれていますが、外観はいつでも見学可能です。

 

 

 

 

 

荘厳な大聖堂とは好対照に、プティットフランス地区では「いかにもアルザス!」と思わせるような可愛い建物が並びます。傍を流れるイル川に、白壁と木組みの家々、プランターの赤い花が素敵なコントラストを描きます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

もう一つの旅の楽しみといえば、やっぱり美味しいもの!アルザスの郷土料理でおすすめなのは、シュークルート(choucroute)とタルトフランベ(tarte flambée)です。シュークルートは、発酵させたキャベツとベーコンやソーセージ、ハムなどを地ビールやアルザス産白ワインで煮込み、スパイスで味付けした料理です。タルトフランベは、薄いピザのような生地にクレームフレッシュ(Crème fraîche)という発酵クリームを塗り、玉ねぎやベーコンを乗せて焼いた料理です。シュークルートよりボリュームが少なく女性に人気で、アルザスの白ワインにも良く合います。

 

 

 

 

 

 

 

 

甘いものは別腹ということで、外せないのが美味しいデザート。アルザスの郷土菓子クグロフは、中央に穴の空いた独特の型を使って発酵させた甘いイースト菓子です。ブリオッシュのようなパンに近いものから、バターや砂糖が多めのケーキに近いものまで、お店によって味や食感が異なるので食べ比べるのも楽しいです。

 

←この形が目印のクグロフ

 

 

 さらにこの地方の名物菓子といえばパンデピス。蜂蜜たっぷりの生地にスパイスで風味付けした焼き菓子です。ナッツ入りやドライフルーツ入りなど種類も多く、日持ちするのでお土産にもぴったりです。

 

 

ストラスブールを訪れたならぜひ食べてもらいたいのが、地元の新鮮な果物を使ったタルトです。ルバーブ(rhubarbe)という蕗に似た長細い植物のタルトは、甘さと酸味のバランスが最高。西洋スモモの一種であるミラベル(mirabelle)は、上品な甘さが特徴です。アルザスが主産地のクウェッチ(quetsche)というプラムは、癖のない爽やかな甘さと酸味がタルトに合います。日本では珍しいこうした果物は、タルトやケーキなどのお菓子に使われる他、生のものがスーパーや市場の量り売りで手に入ったり、ジャムやお酒などの加工品としても人気です。

 

フランクフルトから日帰りでも行けるフランスのストラスブール。ドイツ出張のついでに、週末の旅行に、ぜひ一度訪れていただきたい素敵な街です。

 

ストラスブール観光局:otstrasbourg.fr/en/