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ドイツのコロナ感染予防のロックダウンで、テレワーク普及と共に進んでいるのはデジタル化。
ドイツデジタル協会によるレポートよりご紹介します。
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ドイツ人1,002名を対象にした調査で、「コロナ禍でデジタルの使用頻度はどうなりましたか?」との質問に、36%が「明らかに使用頻度が高まった」、42%が「やや高まった」、全体で78%がデジタルの使用頻度が高まったと答えています。
これに対し、「低下した」と答えているのは、僅か2%。世代別で見ると、「低下した」と答えているのは65歳以上のみとなっています。
16歳~64歳まででは9割近くが、使用頻度が高まったと答えており、想像がついやすくはありますが、大多数のドイツ人の生活において、コロナを機によりデジタル化が進んでいることが明らかです。
*オリジナルのデータでは、「変わらない・無回答 20%」の部分を省いて公表しておりますが、ここではグラフの正確性を示すため加えています。
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デジタル関連商品への支出も、37%が明らかに増えた、28%がやや増えたと感じており、コロナ前よりも増えたと感じているのは全体の65%にのぼっています。
対して、支出が減ったと答えたのはわずか2%です。
追加の支出額一人当たりの平均は482€で、1ユーロ=130円とすると62,660円。
65歳以上を除けば、一人当たり6~7万円の出費がコロナの影響で増えたという事になります。
追加出費額なので、出費総額はこれよりも大きいという事になりますね。
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具体的に、生活のどの部分でデジタル化が活かされているかについての回答結果です。
「大変役立っている」との回答が最も多かったのが「仕事」の面。
33%が「大変役立っている」、27%が「役立っている」、全体の6割が仕事でのデジタル化が助かっていると実感しています。
テレワークが進む中、ドイツ人のビジネススタイルに大きな変化が生まれてきているのを物語っているのではないでしょうか。
次いで多かったのは家族・友人とのコミュニケーション。ロックダウンで友人や離れて暮らす家族とのやり取りにデジタルツールが活きています。
ドイツではWhatsAppが主流ですが、テキストでのやり取りに加え、ビデオ通話も仕事・プライベートの両方で普及が進んでいます。
3番目は買い物。オンラインでの購入にドイツ人消費者が慣れてきていることを示しています。
小売、流通は今後大きく変化していくのではないでしょうか。
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