メッセのプロ
アンサンブラウ イベント+マーケティング
こんにちは、「メッセのプロ」チームです。
今日は、意外と知られていない(？)、見本市入場券に含まれている交通費についてご紹介します。
ドイツの見本市への出展や視察でいらっしゃり、公共交通機関をご利用になる事は多いと思います。
チケットの買い方など、日本とは少し違うところもあるので戸惑われますよね。
そんな時、まずチェックしてみていただきたいのは、見本市の入場券に開催地の公共交通機関利用チケットがふくまれているかどうか、です。
例えばメッセフランクフルトで開催されるアンビエンテの入場券をオンラインで事前購入された場合、このようなPDF形式のファイルになります。
右上の緑色の部分が入場券になります。
プリントアウトして二つ折りして、見本市会場で配布されているネームホルダーにこの緑色の入場券部分が見えるように入れて、入退場時にスキャンします。
*期間中毎日使える入場券(シーズンチケット）の場合、例えば昼間に見本市会場を一旦出て、その日の内に再入場する場合は、一時退場時もスキャンが必要です。
*必ずしもプリントアウトしていなくても、データで表示できれば大丈夫ではあります。ただ、万一スマホ画面がうまく反応しない等の場合に備えて、プリントアウトはバックアップとしてでも持っておく方が安心です。
左上にカードっぽい画像がありますが、これがフランクフルトの公共交通機関で有効となるチケットになります。
この入場券を持っていれば、ご宿泊先と見本市会場との往復の交通費が無料となります。
電車代がもう泣きたくなるくらい値上がりしているドイツなので、交通費が無料になるのはとてもお得なことです。
それに、見本市会場に向かわれるお忙しい時に、券売機前で悩まれる必要もなく、時間もお金もセーブできる、嬉しい特典ですね！
ただ、利用にあたっては条件がありますので注意が必要です。
主だった条件をあげますと、
・無料になるのは、出発地(ご宿泊先)から見本市会場へ向かう時と、見本市会場からご宿泊先等に戻られる時の交通費のみとなります。見本市期間中はいつでも電車乗り放題、というわけではありません。
・チケットに記載された名前が自分の事であると証明できる身分証明書の携帯が求められます。
ドイツでは乗車中に検札が行われる事が多いのですが(特に見本市期間は増えます）、その時にこのチケットと身分証明書を一緒に見せる事が必要になります。身分証明書が無いと無効とされ、無賃乗車の罰金対象となることがありますので、ご注意ください。
ちなみにフランクフルトでは、電車の駅に改札がないのです！
チケットをちゃんと購入しているかどうかは乗車中の検札でチェックをされますので、うっかりチケット買いそびれて乗ってしまって・・・という事の無いようにお気をつけください。
・見本市によって、交通費無料オプションがある場合と無い場合があります。ドイツで開催される見本市全ての入場券に、交通費が含まれているわけではありません。
ご出展・ご視察される見本市の入場券をご確認の上ご利用ください。
交通費が含まれていない場合は、見本市に連日いらっしゃるなら、ウィークリーチケットのような一週間有効なチケット等をご購入されると、金額面もお得ですし、毎回チケットを購入する手間も省けます。
弊社のお客様には、事前にこのような情報もお渡ししていますので、ご安心してご不明点等ご確認ください。
皆様のドイツ見本市ご出張が、より快適に、より効率的、効果的になるような情報を、これから紹介していきたいと思います。
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